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開発サポート/アドバイザー
既存事業においてのデジタル化や新規事業戦略に伴う開発サポート、アドバイスをモノづくりをやってきたコンサルタントとしてお手伝いをさせていただきます。
DX(デジタルトランスフォーメーション)(デジタルによる変革)、IoT(Internet of Things)(モノのインターネット)などのIT化、防災、防犯、防獣、車載機器、物流、倉庫、ホーム、ヘルスケアなどに伴う導入支援や開発全般をサポートさせていただきます。
開発プロセス
市場動向 事業戦略 企画 仕様・機能・性能 開発・設計 試作(PoC) 手直し 評価 部品調達 量産
企画書の一部から量産初回ロットまでが開発プロセスになります。
通常はひとつのプロジェクト(PJ)として、QCD(品質・コスト・日程)の全責任と権限を委託されたプロジェクトマネージャー(PM)をリーダーとしたチームを発足します。リーダーを含めてメンバーは専任ではなく兼任でも構いません。PMは自己保有技術の範囲だけではなく、「商品・サービス」としてまとめ上げる立場になります。
もともとの組織が縦割りか横割りかにより、このPMは組織横断的役割を担うことにもなります。その場合、メンバーの上司は組織のボスとPMの2ボス体制になります。メンバーが困らないように組織の上司とPMとの間で事前に必要な取り決め事項を準備されておいた方が良いです。
このようなPJの場合は、PMの方を中心に各メンバーにもサポートさせていただきます。
量産設計においてQCDは重要になり、特に重要なのがD:日程です。「時は金也、されど品質也」と考えています。
日程が遅延した分、人件費などの経費がかさみます。予めボトルネック工程を乗り越えるための計画を詳細に日程に織り込む必要があります。
必要な時間を短縮すると本来必要な確認や試験ができなくなりQ:品質の造成に影響を及ぼします。量産してから品質問題が発覚すると、クレーム処理費用や手戻り開発工数、廃棄処分など莫大なC:コストがのしかかってきます。顧客からの信用信頼にも影響を及ぼします。PMの権限と責任のバランスが問われることになりかねません。そうならないようにするのに一番重要なPMの管理は日々の日程管理になります。
UXとUI
これからの商品は特にUX(ユーザーエクスペリエンス:ユーザー体験)とUI(ユーザーインタフェース:操作性)が重要になります。世に出す商品は誰に使われるものなのか？ターゲティングとペルソナ(ユーザーのプロファイリング)を設定して、実際に使用する方へヒアリングしたり、できない場合は良く想像してUXとUIの設計が必要です。
ターゲティングとペルソナ 、UXとUIは事業戦略と企画を立案したメンバー、技術部門のメンバー、お客様に販売する営業メンバーで最後まで共有して企画、開発、量産、販売していくことが重要です。
合意は必要
企画書にある事業計画を達成できるかは、技術部門の承諾を得て可決される必要があります。但し、チャレンジとして会社がリスクを持つことが含まれる場合もあるでしょう。
技術部門は企画書から詳細な 仕様・機能・性能表(以後仕様書)を作成し、これらに基づいた開発・設計を行っていきます。 仕様書完成の段階でQCDの計画立案も完成する必要があります。
節目管理
開発プロセスに必要な管理として、節目管理があります。デザインレビュー(DR)です。開発ツールを使用、または、会議体で行う、またはその両方のやり方があります。開発着手の直前、開発Goの位置づけになるDRは重要です。試作が完成した直後の出来栄え評価も重要です。ここからは評価に耐えうるように対策/改善を施す時間も必要になります。日程を見ながら試験も平行して進めていきます。すべての試験が終わった後、その経緯と結果を審議する必要があります。再試験が必要な項目も抽出します。
量産に向けた部品調達も平行して進めなければならない時期が訪れます。特に納期の長い部品にかかわる試験は先行して行う必要があり、発注後はその部品の変更はできなくなります。開発する商材の規模にもよりますが、開発プロセスの内容や運用の仕方によって、PJの成果は天地の差になる場合があります。
S-BPM (サブジェクト指向型 ビジネス プロセス マネジメント )
開発プロセスを管理・運用するツールとしてBPM(ビジネス プロセス マネジメント)があります。
S-BPM/BCPのページでご紹介しておりますが、開発プロセスの運用・管理にS-BPMの活用が適しています。
自動車メーカー向けOEMの開発で十数年PMを経験してきた知見を活かして開発サポートやアドバイスをさせていただきます。お気軽にお問い合わせください。
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